2010年06月04日

Season's best



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ドライなシェリーにちょっと誘われた皆さま、こんばんわ。


本日は恋のアペリティフ
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「トロピカーナ シーズンズ ベスト」をご紹介します。


前ふりがわかっちゃった人は
もう結構おじさんおばさんだと思うので
知らないふりをしましょう。


えーテイスティング。


ごくごく。


・・・っ


まあ普通に美味しいです。
マンゴーとパイン、グレープフルーツ、
パパイヤの果汁のミックスですが、
マンゴーとパインがやや支配的です。

手堅い組み合わせで美味しいんですが・・・。

これだけマンゴーフレーバーが多いと
飽きてきますね。マンネリ化しています。
マンゴスチンの領域に踏み込む
猛者の登場に期待しましょう。



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posted by えり at 21:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Nectar


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日本全国のネクター教信者の皆さま、こんばんわ。

本日は、我が主の慈愛の涙と言い伝えられるネクターの上位版、

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「不二家ネクター こだわり白桃」をご紹介します。


「ネクター」とは「神の飲み物」を意味していました。
ギリシアの神々が、「美貌の維持と不死の秘訣として飲んでいた飲み物」で、
語源はNek-Tar、Nek(Death、Kill)+Tar(Overcoming=征服)であり、
(ネクはネクロマンサーとかネクロポリスのネクですね)
すなわち「死を克服する」というところからきています。
神話のNectarは、特に何の果実だったかは不明です。
一説に、神話におけるネクターは果実の汁ではなく、
蜜の類だと推察されています。

17世紀初頭に、英語におけるNecterは「花の蜜」を
意味するところとなりました。
現代でも、Nectarの第一意は、
「ハチや鳥が集める植物の(とりわけ糖分の多い)甘い蜜」です。
「美味しいジュース」の意は第二意か三意として定義されています。


・・・なぜ、ネクター=桃なのでしょう。
桃がネクターの代表的フレーバーになったのは、
日本で最初にネクターとして名づけられ、
販売され成功したのが桃のネクターだったから、
というのが、基本的な考えですが、
以下を考えると何がしか歴史的因果を感じざるを得ません。


桃は中国が原産で、
少なくとも紀元前1000年以前から知られた果物でした。
ヨーロッパへは中国からペルシアを経由して伝播。
紀元前330年ごろ、アレクサンダー大王の遠征の際に発見された、
とも言われています。
「Peach」というのは「ペルシャのリンゴ」という意味の古代ギリシャ語に由来しています。

桃の近縁種に「ネクタリン」があります。
長らく桃(果皮に産毛のある普通の桃)とプラム(ハタンキョウ)の
交雑種と考えられていましたが、近年になって、
桃の突然変異種であることがわかりました。
ネクタリンも桃と同様のルートを通って
ヨーロッパに伝播したようですが、
桃ほどにはっきりとした記録がありません。
17世紀ごろ、ドイツで「ネクターのごとき桃」という単語が現れ、
それがネクタリンであり、その語源でもある、という説があります。


このあたりのところに、桃⇒ネクターの因果がありそうですが、
残念ながら私にはこれ以上は辿れません。




そんなわけで、テイスティング。

ごくごく。


・・・っ


やはり神。
不二家ネクターをさらに濃厚にした感じですが、
「Gokuriピーチ」のように果肉の繊維感を少し出すとか
迂闊な失着を打ってません。純粋に「よりリッチ」です。

不二家ネクターは、果実のリアルさを理想としていません。
桃のいい部分だけを抽出して、
本物より本物らしい、そして本物より美味しい
フレーバーを編み出しているのです。
とろけ具合も、本物の桃がもし、
このぐらいとろけていたとしたら・・・
みたいな夢であり希望です。
ネクターは本物より本物、
まさに夢を体現したかのようなドリンクなのです。


どうやって「ネクター」は製造されているのでしょう。
ちょっとネクターのテクノロジーに触れてみましょう。
「ネクター」は水溶成分と不溶成分が混在している飲料ですが、
ふつう、不溶成分、つまり水にとけない成分(繊維質・果肉など)は、
時間が経過するごとに沈殿してしまいます。
水に溶ける成分と溶けない成分が均一に分布していないと、
おいしいネクターにはなりません。
そこで、「ネクター」は一般的には高圧ホモジナイザーという
マシーンを使って、成分を超微細化して、
混濁度を上げて沈殿を防いでいます。
原料を高圧に加圧して、スリットから押し出し、
スリットをすり抜ける際の裁断力でもって、粒子を細かくします。
高圧ホモジナイザは超高圧ミクロところてん製造マシンといえましょう。
液体の粘度は高いほど、成分の粒子は小さいほど、沈殿が遅くなります。
また、沈殿防止にはさらに増粘安定剤も用いられます。
不二家のネクターはより複雑で独自な製造法をしていると想像しますが、
概ねこれが基本の原理と思われます。


後にも先にも、リアル果実を超えるドリンクは
このネクターを置いてほかにないでしょう。
まさに神。



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posted by えり at 21:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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